1970大阪万博展覧会

1970大阪万博展覧会とは

1970年大阪万博の数万点に及ぶアーカイブから厳選したポスターやチラシ、パンフレットなどのビジュアル資料を中心に展示。東京会場では、実物だけでなく最新のテクノロジーを使い、アーカイブを再解釈したデジタルコンテンツも合わせて展開するなど、1970年万博と2025年大阪・関西万博をクロスオーバーする展覧会です。

  • ▼福岡会場

    1970大阪万博展覧会 
    Re:PLAY パビリオン・パンフレット・アーカイブ

    万博会場で多くの人々を魅了した数多くのパビリオン。その全体像を会場模型や各館のパンフレット(約100点)、コスチュームなどによって紹介します。建物だけでなく、各館でどのようなことが行われ、人々が体験できたのかを明らかにすることで、70年万博が持つ魅力を掘り起こします。会場では来場者が実際にパンフレットの中身を自由にみられるようなデジタルコンテンツを用意します。

    会期:2024/3/1(金)-3/3(日)
    時間:10:00〜17:00
    入場料:無料
    会場:キャナルシティ博多センターウォーク 5F

  • ▼兵庫会場

    1970大阪万博展覧会 
    Re:PLAY パビリオン・パンフレット・アーカイブ

    70年万博のデザインレガシーが強く感じられる、ポスターやパネル約90点を展示。展示空間は、70年万博のパビリオンである建築家・黒川紀章設計のタカラ・ビューティリオンをモチーフとした展示什器で構成します。

    会期:2024/3/9(土)・3/10(日)、3/12(火)-3/14(木)
    時間:10:00〜17:00
    入場料:無料
    会場:デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)1F ギャラリーB

  • ▼東京会場

    1970大阪万博展覧会 
    「Re:EDIT 702024」 with Generative AI

    70年万博の膨大な音と映像資料を元に、生成AIによってレガシーとフューチャーが時空超えてRe:EDIT(再編集)されるイベントが遂行!!!!! 1970年の大阪万博が残した文化遺産を現代のテクノロジーを使ってアップデートし、全く新しい価値観と美意識を創出するこのプロジェクトは、参加する全てのアーティストが能登震災の復興支援としてパフォーミングアーツを捧げ、義援金を募る!!

    会期:2024/3/16(土)-3/17(日)
    会場:寺田倉庫 G3-6F
    入場料:無料

    展示エリア
    11:00〜20:00

    パフォーマンスエリア
    開場:15:00〜 開演:16:30〜
    ★要予約制
    予約はこちら

    DOMMUNE パフォーマンスライブ

    16:30〜(開場15:00〜)

    Re:EDIT 702024

    渋谷慶一郎 x 中原昌也
    <Re:EDIT音源:一柳慧「環境音楽第2番」>

    齋藤久師
    <Re:EDIT音源:松平頼暁「おはようの音楽」「枕はひるがえり」一柳慧「立ち会い立体検査用テープ」>

    和泉希洋志<小杉武久RE-EDIT>
    <Re:EDIT音源:小杉武久「広場の幻想」「虹の音楽」「星座の音楽」>

    machìna
    <Re:EDIT音源:松下眞一「愛」「愛のレクイエム」>

    Re:EDIT 702024 バシェ音響彫刻演奏

    永田砂知子(バシェ協会会長)

    Re:EDIT 702024 DOMMUNE VJ

    BRDG
    REAL ROCK DESIGN
    HypergeekTsumiki Room

    タイムテーブル
    3月16日(土)
    3月17日(日)
    • 16:30-17:10 パフォーマンス1 <齋藤久師|REAL ROCK DESIGN>
    • 17:20-18:00 パフォーマンス2 <machìna|BRDG Operation with 宇川直宏「EXPO'702024 AI STUDIO's Generative AI」>
    • 18:10-18:50 パフォーマンス3 <永田砂知子(バシェ協会 会長)>
    • 19:00-19:30 パフォーマンス4 <和泉希洋志 x Hypergeek|Tsumiki Room>
    出演者プロフィール
    • 和泉希洋志

      大阪中津 SOMAを日常的なDIYの拠点にして、食の場、レーベル、ギャラリーを運営する、1990年に美術作家として初個展。1997年にAphex Twin主宰リフレックスよりソロ・デビュー。aSymMedley. MIRAIGAMILL名義 でアルバムリリース。2016年には自身が描いた7mに及ぶ絵画をCDサイズに分割、切断したピースをジャケットにした4枚組アルバムを発表した。2003年E.A.T.─芸術と技術の実験、2015年にはホイットニーミュージアムでの小杉武久のパフォーマンスに参加するなど、ジャンルを超えた活動を行う。2023年YoshimiOとのユニット、YoshimiOizumikiYoshiduOのアルバムをThrill Jockey Recordsよりリリース。

    • 齋藤久師

      1991年『GULT DEP』でビクターエンターテインメントよりメジャーデビュー。 日本でのシンセサイザーマエストロとしての地位を確立し、「シンセ番長」という愛称を持ちながら様々なジャンルで制作、執筆を行う。galcidのサウンドプロデューサーを務める傍ら、Roland社を始めとする楽器のプリセット音を始め、人気のAIRAシリーズやButiqueシリーズ立ち上げ時よりアーティストとしてディレクターに携わり、その中でもTR-8はベストリズムボックスで選ばれる。即興電子サウンドはカール・ハイド(アンダーワールド)、ダニエル・ミラー、クリス・カーターなど世界の強豪達から絶賛を受け、坂本龍一氏がディレクションするSKMT picksにgalcidの曲が選ばれるなど世界的な評価を受ける。

    • 渋谷慶一郎

      音楽家。東京藝術大学作曲科卒業。作品は先鋭的な電子音楽作品からピアノソロ、オペラ、映画音楽、サウンド・インスタレーションまで多岐に渡り、東京・パリを拠点に活動を行う。2012年に初音ミク主演による人間不在のボーカロイド・オペラ『THE END』を発表、当時Louis VuittonデザイナーのMarc Jacobsが衣装を務め、パリ シャトレ座での初演後世界中で巡回。2018年にはAIを搭載した人型アンドロイドがオーケストラを指揮しながら歌うアンドロイド・オペラ®︎『Scary Beauty』を発表。2021年は新国立劇場にてオペラ作品『Super Angels』を世界初演。2022年にドバイ万博にてアンドロイド・オペラ®︎『MIRROR』を発表、2023年にはパリ シャトレ座にて70分の完全版となる同作を初演、Le Figaroを始めとする現地メディアでも大きく取り上げられ成功を収めた。また数多くの映画音楽も手掛けており、2020年に映画「ミッドナイトスワン」にて第75回毎日映画コンクール音楽賞、第30回日本映画批評家大賞、映画音楽賞を受賞。2022年には映画「xxxHOLiC」(蜷川実花監督)、GUCCIのショートフィルム「KAGUYA BY GUCCI」の音楽を担当。2022年に大阪芸術大学の客員教授に就任、アンドロイドと音楽を科学するラボラトリー「Android and Music Science Laboratory (AMSL)」を設立。テクノロジー、生と死の境界領域を、作品を通して問いかけている。http://atak.jp

    • 中原昌也

      1970年東京都生まれ。作家、音楽家、映画評論家、アーティスト。 88年頃よりMTRやサンプラーを用いて音楽制作を開始。90年、アメリカのインディペンデントレーベルから「暴力温泉芸者=Violent Onsen Geisha」名義でスプリットLPをリリース。国内外で高く評価され、現在は「Hair Stylistics」名義で活動をしている。並行して小説、映画評論も手掛け、2001年に『あらゆる場所に花束が……』で三島由紀夫賞を受賞、08年には『中原昌也 作業日誌 2004→2007』で第18回ドゥ・マゴ賞を受賞した。2019年には過去作を町田康、高橋源一郎、柴崎友香、曽我部恵一など他作家がリミックスした『虐殺ソングブックremix』(2019年/河出書房新社)がリリースされた。最近作は『人生は驚きに充ちている』(2020年/新潮社)、『2021年フェイスブック生存記録』(2022/boid)など。音楽家としては2022年公開の高橋ヨシキ初監督作品『激怒』の音楽を渡邉琢磨と共に担当した。

    • machìna

      machìnaは、東京とベルリンを拠点とする韓国のアーティストで、自己を根底においた深く個人的な音楽を創り出しています。彼女の作曲スタイルは熟考された遊び心に富んだ融合で、ジャズへの愛に影響を受けています。ライブパフォーマンスでは、彼女は自信に満ちたモジュラーシンセを中心にする即興を披露し、彼女のボーカルはK-Popのトレーニングを反映した、音符に完璧ではっきりとしたものです。

      MUTEK Japanの常連出演者として、machìnaはサウンドをマルチメディア実験的なアートに拡張しています。最近のMUTEK Montrealでのパフォーマンスは称賛を受け、これが2022年のBerghainのSILVESTER KLUBNACHTでの演奏につながりました。2023年には、Richie Hawtinとともにヨーロッパとアメリカ全土で新しく開発されたライブテクノセットを披露するFrom Our Minds – To Be Announced 2023ツアーで重要な役割を果たしました。

      彼女のユニークなスタイルはPrada、Miu Miu、Nike、Red Bull Music、Vans、Shiseidoなどのブランドとのコラボレーションを引き寄せました。注目すべきイベントには、Prada Extends Tokyoイベント(2022年)でのライブセット、Miu Miu Club in Tokyo(2023年)でのヘッドライニング、NIKE X ACRONYMのグローバルキャンペーンおよびMMW x NIKE Yogaコレクションの一環としての選出が含まれます。

      2021年には、machìnaはTresorのコンピレーションアルバム'Trasor30'に寄稿し、Bicepのトラック 'Hawk' にフィーチャーされました。彼女のデビューEP 'Trusted' はロンドンのUTTUレーベルからリリースされました。2023年の 'Action' シリーズのリリース後、現在は次回のフルアルバムのトラック制作に取り組んでいます。ファッションブランドとのコラボレーションで披露される彼女のユニークなスタイルは、音楽とファッションの世界を巧みに結びつける彼女の能力を強調しています。

    • 永田砂知子

      東京芸術大学打楽器科卒業90年代より美術家の創作するサウンド・アートの作品にかかわる。現在は1997年に出会った斉藤鉄平のサウンド・オブジェ「波紋音(hamon)を表現の中心にして国内外で活動。2009年hamon パリ公演のときに兄ベルナール・バシェに出会い、以後、在仏の姉・宮崎千恵子と共に日本にあるバシェ音響彫刻を広める活動をしている。 2013大阪・EXPO’70 パビリオン、音響彫刻修復完成演奏会から現在まで、東京、関西でたびたびバシェ音響彫刻を演奏。バシェ協会として、2015年東京国立近代美術館、2018年2020年川崎市岡本太郎美術館でバシェのイベントを企画。2015年よりバシェ協会・会長を務める。

    • Hypergeek|Tsumiki Room

      Designer/Modeler/Technical Artist
      株式会社ワントゥーテン在籍
      普段はデザインとエンジニアリングの中間のような仕事をしながらプライベートではインタラクティブな視覚演出の研究をしている。 Hyper geek @DOMMUNE(Super DOMMUNE)、超テクノ法要×向源(ニコニコ超会議2022)、Futures In-Sight展(21_21DESIGN SIGHT)などに参加

    • BRDG

      東京のオーディオビジュアル表現のためのコレクティブ。
      「チャネル」「BRDG」「VRDG」といったイベント、MV制作・プロデュースを軸に、エッジとポップが共存する東京という都市のクリエイティブ環境を拡張するためにビジュアルアーティスト、ミュージシャン、プログラマーのネットワークを培い、独自の切り口で電子音楽×映像表現の異種交配実験を続ける。

    • REAL ROCK DESIGN

      “一瞬感じたものをインターフェイスに閉じ込め、目に見えない何かをグラフィックとして落とし込む”

      音楽、カルチャー、ファッションの洗礼を受けた人であれば一度はその名を聞いた事があるだろう。活動は音楽からアートへ、カルチャーから広告へと常に拡張し続ける先鋭的ビジュアル・アート・デザインチームである。

      2000年、ジャパニーズ・サマー・オブ・ラブとも称されたダンスミュージックフェスティバル「Metamorphose」からキャリアをスタート。以降数々のフロアを経て「表現」を見つめるなかで、エンターテインメントにおけるクリエイティブの可能性を模索し続けている。 盟友 DJ HARVEY の2014年再来日以降の東京公演演出。国内外の大型フェスから東京アンダーグラウンド・パーティーまでボーダレスに参加している。 そのクリエイティブはメジャーシーンにも侵食、今や日本を代表するクリエイティブカン パニーへと成長した。

      2019 年にはヒューマンアートギャラリー『NEVRLAND』を開園。人をギャラリーにするコミュニティデザインを現在進行している。

      彼らの Visual 演出手法はその多様性においてユニークだ。 音楽から受けたイメージをモチベートし、映像、照明、レーザー、ドローン、時に組み合わせ、パーティやコンサート空間というキャンバスにオーディエンスを没入させる。 近年はリアルタイムレンダリングオリジナルシステム「RRD H 101」とレーザーを組み合わせた独創的な演出が話題を呼んでいる。 2021 年から、宇川直宏 (DOMMUNE) 氏と「VJ」という手法の制限の中でコラージュ・ コラボレーションを遂行。

      Rainbow Disco Clubにおいては開催初年度よりVJを含めた総合演出、グラフィックデザイン、マーチャンダイズ、WEB などのクリエイティブを担当。 2020 年 Covid-19 影響下にて配信で開催された「Rainbow Disco Club ~Somewhere under the Rainbow~」では、XRを取り入れた配信映像演出。主催の ユナイテッド・ワークスとともに「内閣府クールジャパンマッチングアワード特別賞」を受賞した。
      ドローン・レーザーやARを用いた場内でのバーチャルインスタレーションなど、実験的な作品を発表している。
      http://realrock.co.jp/
      https://www.instagram.com/realrockdesign/

    • DOMMUNE

      現代日本のアートシーンの中でも際立った存在感を放つ宇川直宏が、ソーソャルストリームの時代を見据えた新たな文化の発信拠点として、2010年に開局させた日本初のライブストリーミングスタジオ『DOMMUNE』!! SNSの夜明けと言われた時代に「ファイナルメディア」として忽然として現れ、百花繚乱のライブストリーミング番組の中でも、圧倒的な番組の質とビューワー数を誇り、開局以来、世界各国から様々なゲストが来日のたびに出演する唯一無二の文化プラットフォームとして存在し続けている。あのロンドンを拠点とするミュージックチャンネルBOILER ROOMにも影響を与え、BOILER ROOM TOKYOの日本支局もDOMMUNEが担当している。このように『DOMMUNE』は現在世界に溢れているサウンド&アートストリーミング、また、カルチャーストリーミングのほとんど全ての雛形を作ったと言っても過言ではない。現在まで9年間にわたって配信した番組は約4000番組 / 約7000時間 / 150テラ、トータル視聴者数一億を超え、従来の「放送」や「出版」そして「広告」という概念やそのフォーマットが破綻していく現代において、ライブにおける動画配信の実験を重ね、新たな視覚コミュニケーションの可能性を日夜革新的に炙り出し続けている。今もなおその影響力は衰えず、開局10周年を第二章とし、最前衛テクノロジーと共にUPDATEを図り、ファイナルメディア『DOMMUNE』の進化形態『SUPER DOMMUNE』へと展開した。2021年、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。
      https://www.dommune.com/

    DOMMUNE詳細は、こちら

アクセス

  • ■福岡会場

    キャナルシティ博多センターウォーク 5F
    福岡県福岡市博多区住吉1-2

    地下鉄七隈線「櫛田神社駅前」より徒歩3分
    地下鉄空港線(1号線)「 祇園駅」より 徒歩11分
    地下鉄空港線(1号線) 「中洲川端駅」より 徒歩12分

  • ■兵庫会場

    デザイン・クリエイティブセンター神戸
    (KIITO)1F ギャラリーB
    兵庫県神戸市中央区小野浜町 1-4

    阪神・阪急「神戸三宮駅」/JR線「三宮駅」より徒歩20分
    地下鉄海岸線「三宮・花時計前駅」より徒歩10分
    ポートライナー「貿易センター駅」より徒歩10分

  • ■東京会場

    寺田倉庫 G3-6F
    東京都品川区東品川2-6-10

    りんかい線 「天王洲アイル駅」 B出口より徒歩4分
    東京モノレール羽田空港線 「天王洲アイル駅」 中央口より徒歩5分

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アート&サイエンスフェティバル