万博記念公園紅葉スポット
東西に約360m続く石畳の両側にプラタナスの並木道が続きます。青葉の季節も爽やかですが、黄金色に輝く紅葉の時期はヨーロッパの街並を思わせます。季節を問わず人気のフォトスポットです。
大きなモミジのような葉っぱのアメリカフウが真っ赤に色づきます。また、中津道沿いに植えられているドウダンツツジ、イチョウなどと相まってとてもきれいな景色となります。
紅葉渓の入口には、アメリカフウ、タイワンフウなどの樹木。もみじの滝周辺にはヤマモミジ、コハウチワカエデ、メグスリノキなどの各種カエデ類が植栽されています。ソラードの上から滝をみるととてもきれいです。
紅葉渓入り口
紅葉渓入り口
ソラード上から見た滝
もみの池では、メタセコイアの木がきれいに黄葉します。メタセコイヤは長い間化石でしか見つかっていませんでしたが、第二次世界大戦後中国で発見されました。今では、公園などによく植栽されています。落葉した葉っぱが、一面茶色いじゅうたんを敷き詰めたようになりとてもきれいです。
紅葉する木はあまり多くありませんが、水辺近くのヤマモミジがとてもきれいに紅葉します。
ビオトープの池の周辺にあるラクウショウが黄褐色から赤褐色に色づきとてもきれいです。
ラクウショウは北米原産の針葉樹で、漢字では「落羽松」と書きますが、文字通り鳥の羽根がひらひらと落ちるように落葉します。ちなみに「松」と書きますが、スギの仲間です。
けやきの丘周辺はケヤキの並木道が続きます。ケヤキは、条件によっては赤になったり、黄色になったりして人々を楽しませてくれます。
滝を背景に鮮やかな紅葉が映え、まるで1つの絵のように鑑賞できます。
普段は公開されていない汎庵・万里庵ですが、紅葉の時期にはイベントにあわせて特別公開されます。見事に赤く染まったカエデを是非ご堪能ください。
ここに紹介した以外にも紅葉する木はたくさんあります。この時期ゆっくり園内を歩いてあなただけの紅葉スポットを見つけてみてください。