平和の鐘
ニューヨークの国連本部にある「平和の鐘」は、1954年(昭和29年)に当時の財団法人日本国際連合協会理事であった中川千代治氏(元愛媛県宇和島市長)が、世界平和への願いを込めて、日本をはじめ世界60数カ国の人々から集めたコインなどから「世界絶対平和萬歳」と刻印した鐘を鋳造し、国連本部に寄贈されました。
その後、平和の鐘は1970年(昭和45年)の日本万国博覧会(大阪万博)開催時、ニューヨークから16年ぶりに里帰りし、国連館に展示されていました。そして、大阪万博終了後は、国連本部に戻されました。
現在、万博記念公園にある「平和の鐘」は、大阪万博会期中に国連本部の留守番鐘(レプリカ)として、中川千代治氏が再び世界133カ国の人々から集めたコインなどから鋳造された姉妹鐘で、大阪万博終了後に、万博記念公園へ寄贈されたものです。
なお、2017年(平成29年)に、大阪万博遺産を示すモニュメントとしてご鑑賞いただくため、EXPO’70パビリオン前に移設しました。
【万博記念公園にある平和の鐘の大きさ】
・直径:約52センチメートル
・高さ:約70センチメートル
・重さ:約151キログラム
平和の鐘の移設作業(総合案内所付近から撤去)
平和の鐘の移設作業(総合案内所からトラックで運搬)
平和の鐘の移設作業(EXPO'70パビリオン前に設置)
■電車でお越しの方
- 大阪モノレール「公園東口駅」下車徒歩15分
- 「万博記念公園駅」下車徒歩18分
■車でお越しの方
- 万博記念公園「日本庭園前駐車場」徒歩15分
- 「東駐車場」徒歩15分
- 「中央駐車場」徒歩18分